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70年の歴史を誇る久我山幼稚園からスタートし、現在は杉並区で6つの保育園を運営するPicoナ―サリ保育園グループ。同グループの運営に加え、保育士の働き方改革をはじめとする活動にも力を入れる野上美希さんに、保育の“現在”と“未来”について聞くインタビュー。後編では、保育業界が抱える課題やこれからの保育者の在るべき姿、保育士へのメッセージなどを聞きました。
取材・文:西田嘉孝 写真:穴沢拓也
目次保育士の仕事は「未来をつくること」保育士の数を増やさなければ、保育の質の向上は不可能社会の変化に合わせて柔軟に、保育のカタチを変えていく自分の価値観に合った、職場や働き方を見つけて欲しい
保育士の仕事は「未来をつくること」
以前は人材広告業界で働いていた野上美希さん。一般社団法人キッズコンサルタント協会の代表も務め、幼児教育のスペシャリストとして多くの講演なども行う。
――野上さんは様々なプロジェクトの立ち上げや講演活動などを通じて、保育士の地位向上や業界の働き方改革に取り組んでおられます。そうした活動の背景にはどのような想いがあるのですか?
子どもたちの成長に深く関わる保育は、子どもたちの未来はもちろん、私たちの社会の未来をつくっていく仕事だと思います。そんな保育の担い手
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