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【ほいくらし本棚|オススメの1冊】『えほんのせかい こどものせかい』(松岡享子 著)
『えほんのせかい こどものせかい』(松岡享子 著/文春文庫)
『うさこちゃん』『パディントン』シリーズの訳者として知られる松岡享子さん。翻訳家、児童文学作家として活躍する一方で、東京子ども図書館の名誉理事長もつとめており、絵本に囲まれた素敵な空間で、子どもたちをあたたかく見守り続けてきました。そんな松岡さんだからこそ伝えられる「子どものための絵本ガイド」が、今回ご紹介する『えほんのせかい こどものせかい』(文春文庫)です。
本作は、1987年に単行本として刊行されて以来、24刷まで版を重ねているロングセラー作品。今回、オリジナルページを多数追加収録して文庫化されたことから、あらためて注目を集めています。
絵本選びや読み聞かせの方法に悩んでいませんか?
みなさんは子どもたちに絵本を読んであげるとき、どのようなことを意識していますか? おそらく、多くの保育者が「子どもの心に良い影響を与えたい」「マナーや正しい生活習慣を身につけるきっかけにしたい」といった願いを込めながら、読み聞かせを実践しているのではないでしょうか。
子どもたちの「健
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