未知の存在である新型コロナウイルス感染症の拡大により、生活習慣が激変するようになって約1年。医療従事者や高齢者を優先に、ワクチンの限定接種も始まりました。
連日、新型コロナウイルスに関するニュースが報道されない日はありませんでしたが、「感染したら最後、本人もその家族も大変なことになる」という深刻な報道もあれば、一方で「高齢であったり、特に疾患がなければ問題ない」「毎年のインフルエンザ流行のほうが危険性は高い」といった報道もあり、混乱するばかり。
その最前線で矢面となりがちな医療機関や保育所などは困惑するばかりです。とくに「医療の専門家」ではない保育現場では、保護者からの問い合わせに応対したり、通常通りに開園すべきか、閉鎖すべきか? などの判断も、明確な線引きをする目安がないままだったこともあり、混乱と疲弊に明け暮れた1年間だったと思われます。
新型コロナウイルスは保育所に通う園児や職員の間で感染が広がるリスクは低い
徐々にウイルスの危険性も解明されつつある現在、フランスの研究チームが
「新型コロナウイルスは保育所に通う園児や職員の間で感染が広がるリスクは低い」とする調査結果をまとめ、英国の医学誌「ランセット・チャイルド・アンド・アドレセント・ヘルス」電子版に掲載(2月8日)したことが話題となり、何か1つでも指針が欲しい保育業界にとっても光明が見
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